代表あいさつ

はじめまして。株式会社アールディーエム・代表の籔 健一と申します。

当社は横浜市神奈川区を拠点に、

・不動産売買の仲介
・底地/借地権のご相談
・相続不動産のご相談
・不動産コンサルティング

などのサービスをご提供しております。

少しだけ、私が不動産業界を歩んできた道のりをお話させてください。
まず初めに正直にお話しすると、私は最初から「不動産の仕事がしたい」と強く思っていたわけではありません。

大学を卒業したのは就職氷河期の真っ只中で、ご縁があった業界がたまたま不動産だった、というのが始まりでした。

けれども、気がつけば不動産業界に身を置いて25年以上になります。振り返ると、ずいぶん濃い時間を過ごしてきたと思います。

1社目は総合不動産会社で、新築マンションの販売営業を担当しました。お客様に物件をご案内し、人生で一番大きな買い物の現場に立ち会う仕事です。ここで不動産の面白さと難しさの両方を肌で知りました。

2社目は、上場しているマンションデベロッパーで、同じく販売営業からスタートし、その後は総務にも携わりました。そしてリーマンショック。会社そのものがなくなり、親会社に引き継がれる形で3社目に移ります。

この3社目で、私はそれまでとは全く違う仕事に出会いました。マンション用地や戸建用地の「取得」と「開発」、そして収益不動産の仕入れ・売却です。

マンション1棟を建てるための土地を探し、地主様や借地人さんと交渉を重ね、ときには借地権と底地をまとめて所有権に戻していく。権利関係が複雑な土地をほどいて、もう一度価値のある形に組み直していく。

そんな仕事を長くやってきました。

サラリーマン時代に、抱え続けていた違和感

長く業界にいる中で、正直なところ「これでいいのか」と感じる場面が何度もありました。

一つは「囲い込み」と呼ばれる慣行です。

本来なら物件情報を広く公開して最適な買主様を探すべきところを、自社で両手の仲介手数料を取るために他社からの問い合わせを断る。売主様は、得られたはずの良い条件を知らないうちに失っています。

もう一つは「土地転がし」です。

例えば1,500万円で売れるはずの土地を、売主様から1,000万円で買い取り、間に業者を2社、3社と挟んで金額を吊り上げていく。

一番損をしているのは、何も知らされないまま土地を手放した売主様ご本人です。

そしてもう一つ、手数料が少ない案件は構造的に動けないこと。

例えば、借地の上に建つ築年数の経ったボロボロの平屋アパート。地代だけが毎月出ていき、地主に返そうにも解体費用が数百万円かかる。

そんなご相談の売買価格は120万円ほどで、仲介手数料は数万円にしかなりません。会社員として動くには、どう考えても割に合わない案件です。

ですが、ご相談される方にとっては、人生の大きな困りごとです。

「本当は力になりたいのに、会社の仕組みの中では動けない」

そのもどかしさを、ずっと抱えていました。

40代後半になり、「あと10年、同じ景色を見続けていいのか」と考えたとき、自分の判断で動ける環境に出ることを決めました。それが、株式会社アールディーエムの始まりです。

見えていなかった選択肢を、一緒に見つける

独立してから今まで、私がお客様との仕事でたどり着いたのは、

「お客様にとっての最適な答えは、最初のご相談の中にはないことが多い。」

という考え方です。

不動産を売りたいとご相談いただいたとき、その方の頭の中には「売る」という選択肢しかないことがほとんどです。

けれども実際に物件を調べ、周辺の状況を見て、お客様のご事情を伺っていくと、まったく別の選択肢が見えてくることがあります。

例えば、借地権を売りたいというご相談。地主様と交渉して底地を一緒に買い戻し、所有権にまとめてから売却すれば、価値が数倍になるケースがあります。

例えば、接道条件を満たさず再建築ができない土地のご相談。お隣さんと一緒に売却することで、条件を満たす一つの土地に生まれ変わり、ずっと高い金額で売れるケースがあります。

例えば、売却を希望されていた収益物件。市場のタイミングを見ると「今年は売らず、来年以降に動いた方が手取りが増える」とお伝えすることもあります。

売る・売らない、どう売るか。本当の選択肢は、一つではありません。お客様がまだ気づいていない道筋を一緒に見つけていくことが、私の仕事だと思っています。

なぜ、それができるのか

このような仕事のやり方ができている理由は、大きく2つあります。

1つ目は、用地取得と権利調整の現場に長くいたこと。

マンション用地や戸建用地の取得では、借地権・底地・共有・道路付けなど、権利関係が複雑な土地を何度も扱ってきました。「この土地をどう組み直せば価値が上がるか」を、図面と現地の両方から読む訓練を積んできたと思っています。

2つ目は、独立して一人でやっていること。

大きな会社にはノルマがあります。営業にはインセンティブがあります。そうなると、手数料にならない案件は後回しになり、お客様にとって「売らない方がいい」という提案は、構造的に出しにくくなります。

私にはノルマもインセンティブもありません。

ですから、「今は売らない方がいい」も、「一度地主様と交渉してみませんか」も、手数料が数万円にしかならない案件も、お客様にとって意味があると思えば、お引き受けします。

会社のためではなく、お客様にとっての最適解を優先できる。それが、一人でやっていることの最大の価値だと考えています。

自分でも不動産を動かしているからこそ

私自身、不動産業として収益物件の運営も行っています。物件を自分で購入し、リフォームを入れ、実際に回していく。

その経験があるからこそ、売主様・買主様それぞれの立場のリアルな感覚がわかります。

借地権物件を活用するノウハウ、権利関係が複雑な物件をほどいていく手順、大手が敬遠しがちな小規模物件の扱い方。

机上の知識ではなく、自分の手で動かしてきた経験を、お客様のためにお使いいただければと思っています。

最後に

事務所は横浜市神奈川区、横浜駅から徒歩15分ほどの場所にあります。

大きな会社ではありません。派手な広告も打てません。それでも、横浜という街で不動産に関わる方々のお役に立ちたい。

その思いで、一件一件向き合っています。

・不動産を売るか売らないか、迷っている
・大手に相談したけれど、断られてしまった
・相続した不動産をどうしたらいいかわからない
・借地権や底地のことで困っている

こういったお悩みをお持ちの方は、どうぞお気軽にご連絡ください。

売買のご依頼をいただく・されないに関わらず、まずはお話を伺うところから、ご一緒させていただければと思います。

株式会社アールディーエム
代表取締役 籔 健一